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長崎県社会福祉協議会
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『対馬の老人 達人塾 お年寄りの主張大会』 対馬市社会福祉協議会
 青年の主張があるのに、なぜ何故なーぜ??
お年寄りの主張が無い??
若者には、まだまだ負けませんぞ!!
熱いお年寄りが立ちあがりました。

 平成21年3月に発足した「対馬市民ボランティア連絡協議会」の主催で

「対馬の老人(しまのたから) 達人塾(たっしゃじゅく) お年寄りの主張大会」
を開催しました。


 内容は下記のとおりです。

 日時: 3月14日(日) 13時~16時20分
 会場:対馬市公会堂(対馬市豊玉町仁位370)
 
プログラム 総合司会:吉田千鶴代、佐伯康弘 氏
・開会行事

(寺崎俊治代表)

・講演
   演題「地域福祉日本一のボランティアを目指して」
   講師:NPO法人福岡レクリェーション協会
      専務理事 佐藤 靖典 氏
  ・お年寄りの主張
   熱いお年寄り6名
  ・ボランティア連絡協議会会員紹介
  ・閉会行事

【講演】
演題「地域福祉日本一のボランティアを目指して」
   講師:NPO法人福岡レクリェーション協会
      専務理事 佐藤 靖典 氏
☆拍手には3つの約束があります。
  ・強く
  ・早く
  ・こきざみに
 「こきざみ」が出来なくなったら老人ですよ。
歌あり、笑ありの90分。
ボランティアは楽しくないとボランティアじゃない。
ボランティアを行うには、まず健康な体、豊かな心が大事ですよ。
自分で出来ることは自分でしましょう。
嫁、息子に頼るのではなく、体を動かしましょう。

さっ!! 「手を前に出して・・・」
講演中、何度も歌に合わせて指体操に手体操。
飽きさせない手法に観客も吸い込まれて行きました。




あっと言う間の90分でした。
 ただ、講演中に講師は何曲歌ったのだろうか?
マイク無しでも通るような声に・・・あっぱれ

講師の夢は、いま4歳の孫の20歳の誕生日に一緒にビールを飲むこと
 あと16年、健康で過ごせるように自分のことは自分で。
 身近なボランティアから始めましょう。


【お年寄りの主張】
☆ 熱いお年寄り6名の主張が始まりました。
 制限時間8分。
 最高齢者は昭和元年生まれ、平成生まれが成人している昨今、
 まだまだ昭和元年生まれも元気です。
  やはり、人生80年。
 制限時間8分に凝縮することは難しかったようです。
 でも、さすが『対馬(しま)の(の)老人(たから)』、8分では短かった。
 もっと聞きたい、もっと聞きたい。『動く図書館』貴重な主張を聞けました。

 以下、発表者とテーマです。
 主張者の半分も満たない年齢で大変恐縮ですが、主張内容を割愛しつつ
ご紹介致します。

テーマ「愛語(あいご)と戒語(かいご)」
発表者 内山実宗(うちやま じっしゅう)(厳原町)


☆9年前から地区の老人クラブ会長をしていること。
 老人クラブ活動でグラウンドゴルフを始めたが場所がなく、小学校のグランドを借用
 借りっぱなしも悪いので校庭の隅に植樹したのは良いが、毎年の草抜きが大変。
 今では保護者と一緒に草抜きをしていること。世代間交流が出来た。

テーマ「私の小さな願い」
発表者 築城算人(ついき かずひと)(美津島町)


☆小さな願いは『ゴミのポイ捨てゼロ』!!
 老人クラブで有志で空缶拾い、地区の清掃を行うが・・・ぜんぜん減らない。
 対馬市へ提言します。万引きGメンではなく『ゴミGメンの配置』 
 環境王国に認定された対馬の山、海を守りましょう。

テーマ「できることをひとつづつ」
発表者 長郷ツ子コ(ながさと つねこ)(豊玉町)


☆25年間の漁協職員経験のこと。夫に先立たれ落ち込んだこと。
 ひとり暮らしになり仲間との交流、助け合う重要性を感じたこと。
 若者が年々減少する昨今、些細な親切で勇気をもらったこと。
  *唯一の原稿を見ずに主張された方です。

テーマ「年寄りの本音と疑問」
発表者 川崎隆(かわさき たかし)(上県町)


☆戦前戦中戦後の日本を支えて来た世代、「贅沢は敵だ」の教えで生きてきた世代なのに、
 今となっては高齢者が多い、後期高齢者、終期高齢者、末期高齢者との言われよう。
 9月15日は「敬老の日」。
 今となっては、9月の第3月曜日が敬老の日・・・納得できません。

テーマ「歳を重ねて思うこと」
発表者 古藤定(ことう さだめ)(上対馬町)


☆私の住む舟志地区、40年前に比べると世帯数は半分、人口は3割減。
 老人パワー発揮の活動を紹介:クリーン作戦(年2回)、「舟志の森」整備事業
 年寄りの経験を後世に残そう:親の年齢になって分かること
 身ぎれいな年寄り、笑顔の年寄り、趣味を持つ年寄りとして地域社会で暮らしたい。

テーマ「未来にむかって」
発表者 奥村明子(おくむら あきこ)(上県町)


☆主張に入る前に体操しまーす!!
心がけの3拍子:健康であること(自分で歩き運動、腹八分の食事)
         自分にできる仕事に挑戦する
         常に感謝の気持ちを持って
 
【ボランティア連絡協議会会員紹介】
 ・会員数 21団体  688名
      個人会員    6名

【閉会行事】
 講評
 表彰及び記念品贈呈
  主張者ひとりひとりにステキな賞が渡されました。
 閉会あいさつ

☆最後に今回の総合司会

 吉田千鶴代さんと佐伯康弘さんは、むかーし昔は先生と生徒の関係だったそうです。
 佐伯さん曰く、「今の私があるのは吉田先生のおかげ・・・」とか。
  大人になっても幼少時代の関係を維持できる素晴らしいお手本だと感じました。
 お年寄りに限らず「先人」は、「たから」ですね。


 「たから(地域の方々)を大切に」へ向け、対馬市社協は頑張ります。チョキ
 (当たり前のことでした・・・)


   対馬市社会福祉協議会 ホームページ http://www.tsushima-shakyo.jp/
                    E-mail tsushima-syakyo@oregano.ocn.ne.jp




| ボランティア・NPO支援 | 03:05 PM | comments (1) |
来ましたね(^^)

タイトルを見たときから楽しみにしていましたが、すごく充実した会だったようですね。現場で見たかった。

参加した皆さんも益々パワーアップされたのでは!?
地域の宝が連鎖的に増えていきそうな雰囲気ですね~♪

若い人たちにも聞いてもらえると、良い刺激になるかも。
これからも楽しみにしてます。
| 県社協 黒田 | EMAIL | URL | 2010/03/25 07:27 PM | tRiz0GZw |
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