2010,03,03, Wednesday
対馬市社会福祉協議会では、
県内各地で行われている地域福祉権利擁護事業で、 地域において利用者へ直接支援を行う生活支援員と 事業の推進をささえる各支所、担当職員の連絡調整、 研修の場を設け、資質の向上及びサービスの向上に 役立てることを目的に年に数回開催しています。 研修会の内容は下記のとおりです。 日時:2月25日(木) 13時30分~16時10分 会場:豊玉町福祉センター 講義Ⅰ:「心の病気の正しい理解について」 講師 :対馬保健所 地域保健課 山口 真希子 氏 講義Ⅱ:「自殺対策について」 講師 :対馬保健所 地域保健課 古川 栄太郎 氏 意見交換会 現在、登録生活支援員は15名です。 日々の業務の中で、精神疾患への対応が難しい、悩んでしまう と支援員さんからの声を受けて、 今回、対馬保健所の山口保健師に「うつ病」「統合失調症」 について詳しくお話し頂きました。 風船をストレスに例えて、 「落とさないでね」「頑張ってね」と声をかけてもらいながら、 風船を落とさないように必死になります。 風船は軽いですが、たくさんは持てません。 ストレスも気付かないうちに身動きが取れないくらいたくさん抱えてしまいます。 本人が助けを求めたり、まわりが気付いてサポートする体制が理想ですが、 ストレスは誰しもが持っているもの、上手にストレス発散したいものです。 心の病気に関連して、同じく保健所の古川係長に 「自殺対策について」について詳しくお話し頂きました。 対馬でも毎年10~20人の方が自ら命を絶っている。 防ぐには、まずは異変に気付く。 「死にたい」と自殺をほのめかす人に・・・ 絶対してはダメなこと ・話しをそらす、一方的に話す:会話のキャッチボール大事 ・常識を言い、説得する:直球ダメ、変化球で勝負 ・安易な解決策を言う:その場しのぎは深みにはまる ・励ましをする:頑張っては禁句 だったら何をするの??? ・真剣に耳を傾ける:まずは傾聴 ・感情を理解し受けとめる:相手のボールをキャッチング ・沈黙に耐える:沈黙こそ考える時間 ・共感する:共に学び、共に歩き、共に考える ・治療を勧める:プロに委ねよう。 精神科受診って何かイヤ、そんな時は・・・ 『こころの健康相談』 ☆こころに疲れ・・たまってませんか? ☆こころの不調・・感じてませんか? そんな時は、保健所へ!! 秘密は必ず守られますから。 講義の内容、日頃の支援活動の報告や悩み・問題点について、 講師を交えてグループで熱くトークバトル!! 時間を超過するほど密度の濃い意見交換が行えたと思います。 最後に講師の山口保健師、古川係長に貴重なご意見をいただき、 今後の支援活動へ充電完了!! 「自殺防止は傾聴からの対馬」へ向け、対馬市社協は頑張ります。 (当たり前のことでした・・・) 対馬市社会福祉協議会 ホームページ http://www.tsushima-shakyo.jp/ E-mail tsushima-syakyo@oregano.ocn.ne.jp | 地域福祉 | 04:03 PM | comments (2) |
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コメント
県社協 立野 さま
コメントありがとうございます。 今回は、「こころ」について講義をお願いしました。 帰りには支援員さんの「こころ」が晴れた感じと思ったのは・・・ わたしだけ?? トークバトルは熱すぎて、時間超過!! 次回は是非、お誘いします。
| 対馬市社会福祉協議会 | EMAIL | URL | 2010/03/04 06:01 PM | xcPSW9ow |
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投稿ありがとうございます!
講義の内容も興味ありますし、 支援員さんたちの熱いトークバトルもお聞きしてみたかったです。 次回は、是非是非参加させてくださ~い(*^^*)
| 県社協 立野 | EMAIL | URL | 2010/03/04 05:07 PM | tRiz0GZw |
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