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長崎県社会福祉協議会
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第6回対馬市豊玉地区ふれあい学習推進協議会 対馬市社会福祉協議会
 平成19年度から長崎県社会福祉協議会の「ふれあい学習」推進地区の指定を受け、
本年度は3年目の最終年度となりました。

 推進地区指定の最終年度、最終推進協議会を開催しました。

 推進協議会の内容は下記のとおりです。

 日時:3月 9日(火) 14時~16時
 会場:豊玉町福祉センター
 内容:事業の経過について(3年間のまとめ)
     次年度以降の取り組みについて

☆事業の経過報告について(3年間のまとめ)
①「ふれあい学習」推進地区指定事業報告書
  ・各委員で素案を研究し、当日気づきの部分を意見交換。
   *次年度、県社協から市町社協へ配付されるそうです。

②「あいさつ+1(プラスワン)運動」実施報告
  ・豊玉地区内の全校区で街頭キャンペーンに参加したが、地域差が見受けられた。
  ・加志々中学校の『NCCふるさとCMグランプリ受賞』により、対馬のPRに貢献できた。
    http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100308/09.shtml
    (長崎新聞ホームページ 3月8日記事)

  
・あいさつ+1運動で種をまいていただいた成果であったと思う。

③「第2回福祉のまちづくりこどもセミナー」実施報告
    http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/search_shakyo/blog/index.php?e=51&PHPSESSID=adb0df108a2bfd77fae6c92322609ead#cmt472
  (県内社協ブログ ~社協っていいな~)
   2009年12月18日投稿分

④3年間を振り返っての感想
  ・各委員から感想を頂きました。
   代表して松井委員長の感想をどうぞ!!

 「ふれあい学習」は地域を交えた活動でネットワークができる。
不況で活気が無いが、あいさつを交わす中、『きずな』『親しみ』『和み』が生まれる。
地域こぞって国の宝である子どもの育ちを支え、
誰とでも『あいさつ』ができるまちづくりができ意義のある3年間であった。


☆次年度以降の取り組みについて
◎「ふれあい学習」推進事業  
 平成22年度 (新規)  厳原・峰・上対馬地区
          (継続)  豊玉地区       
 平成23年度 (新規)  美津島・上県地区

◎「あいさつ+1(プラスワン)運動」
 平成22年度 (新規)  厳原・上対馬地区
          (継続)  峰・豊玉地区
 平成23年度 (新規)  美津島・上県地区
*今後2年間で対馬市全域に拡大します。
  広い対馬と戦います。

 ・自由に喋ってのコーナー!!

 プラスワンが当たり前になってきた。
あいさつを返せない子どもは心に何かある。
返せる子どもは心がスッキリしているようだ。
あいさつは、「心のバロメーター」ではないだろうか?
 また、こどもセミナーを見て他町の方から「豊玉の子どもは頑張っているね」と言われる。
学校の先生方が頑張ってくださったおかげである。(Y委員)

 プラスワン以前から誰にでも声をかけてコミュニケーションをとっていた。
声をかけても子どもからの声が無く大人から声をかけるのが現実。
親が教えているのだろうか?
 こどもセミナーは子どもからの目で大人社会を見ている。
こういう素晴らしい目を育てていくのは大人である。(O委員)

 地域へ広げる事の難しさ、推進協議会の立ち上げ、
対馬市全域への広がりに難しさを感じる。
その難関をクリアする事が対馬全体の地域力の向上につながると思う。(N委員)

 初年度の発足時に「若い先生方に推進協議会に入ったら」と言う話も出たが、
まずは学校長が本事業を理解しようという事で結果的に活動しやすかった。
この組織を幹として他の町では違ったメンバー、
 例えば中学生、高校生などを推進協議会に入れる等、
地域によって構成メンバーの違いがあって良いと思う。(H委員)



【指導助言】 長崎県社会福祉協議会 有川コーディネーター
(1) 総括
 福祉は自分自身のこと。
 中野先生が「ふれあい学習を活動計画へ位置づけてほしい。」と言われていた。
 基盤強化活動中長期計画に具体化されているので心強いことである。
   http://www.tsushima-shakyo.jp/

今後どのように展開したら良いのか?
 →達成感を大切に
  (皆でたくさんの汗をかいて、楽しかったなあという思いなど)

対馬市の特徴
①2大プロジェクト
 『あいさつ+1運動』『福祉のまちづくりこどもセミナー』
  ・あいさつ+1運動:大人から子どもへ向けた運動
  ・福祉のまちづくりこどもセミナー:子どもから大人に向けた発信

  大人と子どもが両方から仕掛人になっていった。
  仕掛人になると、責任が重くなり、お互い自覚と責任が生まれる。
  受けて側はどうしたらよいか考えるようになる。中間層は?

②本当は大人が学んでいるのではないでしょうか?
 「驚き」「感動」「感激」「真剣」「範」「大人も成長」
 「学び」・・・「振り返り」「反省」「行動」

(2) 提案
 「こどもセミナー」+「お年寄りの主張大会」
 子どもとお年寄りの間にある世代が主体となって行える事業が無いか?
   →ドッキング(タイアップ)した形でのふれあい(交流イベント)

(3) 予算について情報提供(指定終了後)
① 会費・共同募金配分金より…地域支えあい事業
② 新規補助事業
③ 助成金
④ 関係団体から財源確保
⑤ 自治会が予算化
⑥ ふれあい学習プロジェクト(老人会・自治会など)
   
(4) 大人として子どもを見守る5つの姿
① 子どもの相談相手になる
  ・子どもが主体としてやる事業の相談相手。
   計画を立てるときや活動をするときの知恵、ヒントを出す。→大人の姿
② 心の支え
  ・「心を支える」「心のパートナー」

③ 一緒に学ぼうとするパートナー
  ・一緒に活動する
④ 指導者、子どもをリード
  ・安全面、危機管理
⑤ 自己評価者、自分を振り返り
  ・自分の暮らしの指針

☆最後に記念撮影


 3年間がんばりました。
そして、これからもがんばります。

 *翌日は対馬100年ぶりの大雪。
  通行止め、チェーン規制、飛行機、船は欠航、バスは全便運休、学校は休校。
 有川コーディネーターは豊玉町のホテルで足止め。
 違う意味で対馬でのステキな思い出が加わったと思います。



 「こども発信のまちづくり」へ向け、対馬市社協は頑張ります。チョキ

   対馬市社会福祉協議会 ホームページ http://www.tsushima-shakyo.jp/
                    E-mail tsushima-syakyo@oregano.ocn.ne.jp




| 福祉教育・ボランティア学習 | 11:21 AM | comments (0) |
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