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長崎県社会福祉協議会
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70回目の赤い羽根。10月1日から赤い羽根共同募金が始まります。
10月1日から赤い羽根共同募金が始まります。
メインテーマ『じぶんの町を良くするしくみ』のとおり、集まった募金の約70%は、募金をいただいた地域で使われていて、残りの30%は、市町を超えた広域的な課題を解決するための活動に、県の範囲内で使われています。

また、平成28年熊本地震で被災された方々を支えていくために、「ボラサポ・九州」をはじめ、いろんな取り組みを行っています。

共同募金運動が初めて全国的に展開されたのは1947年。11月25日から1か月間展開されました。
今年2016年、70回目を迎えます。



<70周年記念動画>

70周年の歴史とメッセージを、ひとりのおばあちゃんの人生になぞられて、アニメと歌で描いています。(画像をクリックすると動画にリンクします)


 あの人を、すべての人を、支えたい。
   大きなことは目立ちます。小さなことは見えにくい。
   いま困っている人がいて、支えが必要なとき、
   その大小は関係ありません。
   だって、困っていることに変わりはないのだから。
   赤い羽根はこれからも、テレビや新聞のニュースで
   取り上げられない小さなことにも心を配って活動していきます。



では、日本初の共同募金活動が、ここ長崎で行われたことをご存知でしょうか?

(『長崎県福祉のあゆみ』(県社協発行)より)
わが国では、1921(大正10)年、長崎市において10月20日から11月2日まで2週間にわたって実施されたのがわが国初めての共同募金運動として記録されているそうです。
その背景には、前年の1920年に長崎市方面委員(現在の民生委員)制度が発足しており、また長崎県社会事業協会(県社協の前身)が同年8月に組織化されていたことがあります。

この共同募金は、当時の県知事の立案で、長崎県社会事業協会が実施主体となって、社会事業に必要な資金集めの方法として実施されました。
そして、その活動の中心となったのは、要援護者の救済を主な任務として発足したばかりの方面委員でした。

【当時のポスターとビラ】
  

2週間にわたって実施された共同募金の実績額は、3万7,319円3銭に及び好成績を収めました。
その配分は、当年(大正10年)後半期分として1万5,764円が9つの施設・団体に配分され、残余の1万9,556円は「共同募金資金」として長崎県社会事業協会の特別会計に繰り入れられました。

この額は、今の金額にするとどのくらいになると思いますか?
企業物価指数で換算(大正10年:1.296、平成26年:735.4)すると21,176,228円!
米価で換算(大正9年:60㎏で10.2円(1977年時点の円をもとに換算)、平成26年14,040円)すると51,350,944円!
ちなみに、昨年度の赤い羽根募金の額(長崎県内)は、164,324,102円円。
このわが国初の共同募金が、2週間それも長崎市だけで集められたものと考えると、すごい額ですね!

今年も去年に引き続き、Vファーレン長崎のマスコットキャラクター『ヴィヴィくん』が赤い羽根を応援してくれます!


バッジは、500円以上のご寄付をいただいた方にさしあげています
詳しくは、長崎県共同募金会までどうぞ。

『いこいちゃん』(県内社会福祉協議会の共通イメージキャラクター)も赤い羽根バージョンで活躍します!
  

名刺やカードで活用してください!



| 地域福祉 | 10:02 AM | comments (x) |
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