このマークは､並んだ２人が手をつないでいるイメージです。 支える者と支えられる者という関係ではなく､後ろからしっかりと握る手､ それを前へ導く手で両者が互いに支え合う関係を表しています。

ＶＯＬＵＮＴＥＥＲという言葉は、「社会奉仕」という意味だけでなく「自発的」という意味も含んでいます。「誰かのために」、「社会によいことである」からだけではなく、自ら進んでそういう社会との関わり方、生き方を選ぶという、自己の表現、また自己の実現のため「ボランティア（他とのよい関係の中にすすんで意義を見つける）」をする人がこれからの地域社会を支える力になるのではないでしょうか。 　このデザインは､ボランティアセンターのマークというものではなく､長崎県のボランティア人材、活動の旗印となるブランドイメージを作ることを目的としています。 　いわば長崎県ボランティアセンターをはじめ､県下のボランティアセンター、ボランティア活動全体の活性化と人材育成を目指す長期的なキャンペーンのためのデザインという位置付けで製作しました。

「ＶＯＬＵＮＴＥＥＲ」の頭文字Ｖは、一般的に「ＶＩＣＴＯＲＹ＝勝利」を表す記号として広く定着しています。このプラスのイメージを使って「ＶＯＬＵＮＴＥＥＲ」＝「ＶＩＣＴＯＲＹ」というイメージを結び付けています。 　また、Ｖの形は､上にあるものを支えているような形で､「ながさき−支える−ボランティア」という図式を作ってみました。