救助時に(ボランティアなどが)守るべきこと

救助者が守るべきこと(救助者は次のことを守らなければならない。)
  1. 救助者自身の安全を確保する。周囲の状況を観察し、二次災害の防止に努める。
  2. 死亡の診断は医師に任せます。
  3. 原則として医薬品の使用を避けます。
  4. あくまでも医師に渡すまでの応急処置にとどめます。
  5. 必ず医師の診察を受けさせます。
なお、全国の消防署や日本赤十字社で救急法の講習を受けることができます。これらの講習を受けておくことが望ましいでしょう。
歯止め
 不慮の事故やトラブルから身を守るには、万全の注意をおこたらないことですが、活動に先立つオリエンテーションの重要性と、活動に際しては、最低2名以上のチームを編成することが重要です。単独行動を控えることで事故の予防ともしもの際の通報が迅速になります。
活動再開
 事故やトラブルに対する処置が迅速にとられた場合、活動そのものをすみやかに再開しなければなりません。その場合再び事故を起こさないために、事故やトラブルの原因となった事象を取り除くことと、市民やボランティアへの周知を図らなければなりません。
保険
 ボランティア保険は、このような災害時のボランティア活動には、欠かすことのできない制度です。活動にあたっては、各自が保険に加入することを積極的に進めることと、ボランティアセンターの機能として、ボランティア保険の受付を行う必要があります。(ボランティア保険の内容は、ボランティア活動保険のページをご覧下さい。)