令和5年度長崎県介護福祉士実務者研修受講資金貸付事業
社会福祉法人 長崎県社会福祉協議会

1.事業の目的

 この制度の目的は、実務者研修を受講し、介護福祉士の資格の取得を目指す介護職員等に研修の受講資金等の貸付を行い、受講を容易にすることにより、長崎県内の介護施設等において介護福祉士の業務に従事する方を確保するとともに、その定着を図ろうとするものです。

募集要項
チラシ


2.貸付対象者

下記すべてに該当する方です。
@ 現在長崎県内で介護等業務(下記参照)に従事しており、介護福祉士登録を目指し、資格登録後も引き続き介護福祉士として介護等業務に従事しようとする方。
A 長崎県内の実務者研修施設で実務者研修を受講中(申込期間も含む)の方  ※「13.県内実務者研修施設」を参照
※必ず研修受講中に申請して下さい。受講修了後(実務者研修修了証明書取得後)は、申請できません。
※これから受講する方は、本件貸付申請前に研修施設への申し込みを済ませ、受講カード又は受講証明等を入手しておく必要があります。初回のスクーリングが未到来でも、申請可能です。

※受講予定講座が雇用保険の専門実践給付金訓練給付金の対象でかつ給付金の支給要件を満たしている場合、受講開始日の原則1か月前迄にハローワークを通じたキャリアコンサルティングが必要です。事前に余裕をもって準備して下さい。給付金を差引いた部分が、申請対象となります。
※ひとり親自立支援教育訓練給付金、職業訓練給付金など他の補助金等で受講する方は本制度を利用できません。

【介護等業務とは(以下同様に定義する)】
 昭和63年2月12日社庶第29号社会局長・児童家庭局長連名通知「指定施設における業務の範囲等及び介護福祉士試験の受験資格に係る介護等の業務の範囲等について」の別添1に定める職種若しくは別添2に定める職種又は当該施設の長の業務を指します。(詳細は、「長崎県介護福祉士実務者研修受講資金貸付事業の手引き」の巻末参考を参照下さい。特に兼務の場合は、主として(概ね8割以上)介護等業務に従事している必要があります。
 また正社員、常勤に限定していませんが、年間180日以上の従事が必要です。
【介護等職場とは(以下同様に定義する)】
 介護等業務の対象となる施設、事業所等であり、介護保険等の老人福祉施設等のみならず、障害者支援施設や病院等も含みます。


3.募集期間・人数等

≪募集期間≫
 令和5年4月1日〜令和6年2月29日(必着)
≪募集人数≫
 130名程度
≪その他 ≫
 介護施設の推薦状況等総合的に勘案し、原則先着順に審査します。完備した書類受付後3週間内を目途に審査結果を通知、送金します。
 定員に達した場合、その時点で募集を停止します。募集停止が見込まれる場合は、事前に長崎県社会福祉協議会ホームページの新着情報に掲示します。
 来年度以降に同様の事業を実施するかは、現時点では未定です。


4.貸付額、内容

貸付額 200,000円以内
※20万円以内かつ下記資金使途での必要最小限かつ実費等範囲内
※領収書の提出は不要。
資金使途 実務者研修施設の受講料等納付金(含むテキスト代)
 ※雇用保険の教育訓練給付金対象講座の場合、給付金(20%〜50%相当分)を差引いた部分で申請して下さい。
 ※まず給付金対象講座かどうか研修施設に確認して下さい。なお給付金の支給要件を満たしているか心配な場合は、ハローワークで確認して下さい。支給要件を満たしていない場合は、事前に連絡して下さい。
 ※特に専門実践教育訓練給付金は、受講開始日の原則1か月前迄にハローワークを通じたキャリアコンサルティングが必要です。事前に余裕をもって準備して下さい。本資金で利用できるのは原則50%部分です。
 ※給付金対象講座で給付金が利用できない又は利用しない場合は、必ず事前に連絡して下さい。

国家試験受験料、参考書・問題集代、試験交通・宿泊費(離島地区のみ)、研修交通費、国家試験対策講座受講料
 ※各費目によっては、上限目安や制限があります。詳細は貸付申請書の費目内訳に従って申請して下さい。
貸付期間 実務者研修施設での在学予定期間とします。
(卒業後、介護福祉士登録し、介護等業務に従事している間は返還猶予)
貸付利子 無利子(ただし最終返還期限を経過した場合は年3%の延滞利子が付されます)
貸付回数 一人当たり1回限り


5.連帯保証人

原則長崎県内在住者で一定の給与・事業収入がある方1名が必要です(同一生計者でも可)。
貸付申込者が未成年の場合、法定代理人(親権者又は後見人)が連帯保証人となります。
勤務先法人または経営者等が連帯保証することも可能です。


6.返還及び返還猶予、返還免除

実務者研修施設卒業後、介護福祉士登録し、長崎県内の介護事業所に介護職員等として勤務している間、返還は猶予されます。
次の要件すべてを満たせば、返還免除となります。
 @介護福祉士受験資格を得た年度に国家試験に合格し、翌年度までに資格登録を行う。
   ※未受験、不合格の場合は、一度だけ翌年の受験、合格、翌々年度の資格登録を認めます。
 A借入時から介護福祉士資格登録後の2年間まで継続して長崎県内で介護職員等として従事する。

※介護福祉士の未登録、他産業又は県外への転職、介護職員等以外への職種異動等の場合は、返還が必要となります。
  県内で別の介護職場への転職は可能ですが、離職期間1か月以内の再就職が必要です。
  返還の場合、やむを得ない場合は申請により分割払い(毎月2万円以上)を認めることができます。


7.貸付申請手続き

 受講資金の貸付けを希望する方は、まず研修施設への申込を済ませ受講生となって下さい。次に下記の書類を整え、現在従事している介護等職場へ提出して下さい。介護等職場は推薦書(様式第4号)を作成し、その他提出書類を精査のうえ県社協(介護貸付担当)へ提出(郵送)して下さい。
 これから介護施設に従事する方は、手続きの詳細につき別途県社協に照会して下さい。


【提出書類】
 ※下記様式は、県社協ホームページよりダウンロードして作成して下さい。
 ※記入例を参照して、記入漏れがないよう留意して記入して下さい。
 ※旧書式は使用せず、必ず新たにダウンロードした新書式を使用して下さい。

 ※自宅、職場等でダウンロードできない場合は、県社協へ電話して下さい。
(1) 申請書チェックリスト(研修者、事業所双方で書類の漏れ、記入漏れ等を確認)
(2) 貸付申請書(様式第2号)
(3) 個人情報の取扱同意書(様式第3号)
(4) 推薦書(様式第4号)、
:勤務先介護等職場に作成を依頼して下さい
(5) 借用書(契約書)(様式第10号)/直筆で住所、氏名を署名、押印。
※日付は記入しないで下さい(県社協が、後日に送金日を補記します)。
※金額を書き損じた場合は、再作成して下さい。修正は不可です。
(6) 振込口座通帳の写し(表表紙とその裏の写し)
※銀行名・支店名・支店コード、口座番号、カタカナ口座名義が記載されているページをコピーして下さい。
(7) 申請者の住民票(世帯の全部、続柄を含む、個人番号は除く)
(8) 連帯保証人の住民票(世帯の全部、続柄を含む、個人番号は除く)
※申請者、連帯保証人が同一の住民票に記載されている場合は、申請者分のみ1通の提出で可
(9) 研修受講を証明する資料 (これから受講する方は、まず研修施設への申込を済ませて下さい)
※研修施設の受講カードの写し等
※上記資料がない場合、実務者研修受講(予定)証明書(様式第5号):研修施設に作成を依頼して下さい。
(10) その他:法人保証の場合は、法人連帯保証届(様式第2-2号)及び法人の印鑑登録証明書


8.貸付対象者の選定及び審査、送金

 審査結果は、介護等職場を経由して通知します。
 承認の場合、決定と同時に送金を行います。送金額は、収入印紙額(借入額10万円以下200円、10万円超400円)を差引いた金額です。連帯保証人にも、別途資金交付のお知らせを行います。

<手続きのフロー>


9.貸付後の届け出義務等

(1)定期報告
 毎年一定時点での就労状況を証明する書類を、勤務先経由で提出願います。
(2)随時報告
 住所、氏名の変更、就労先の変更、休職、退職等の場合は、随時報告が必要です。
(3)返還及び返還の猶予、免除の申請
 前記「6.返還及び返還猶予、返還免除」に該当する場合は、別途申請が必要です。


10.その他

(1)本件の詳細は、「長崎県介護福祉士実務者研修受講資金貸付事業の手引き」を参照して下さい。
(2)必要な様式は、長崎県社会福祉協議会ホームページよりダウンロードして作成して下さい。
(3)貸付後返還免除までは、定期的に就労報告、随時住所変更等の各種異動報告が必要です。


11.規程、手引き、様式リンク一覧

長崎県介護福祉士修学資金等貸付規程
長崎県介護福祉士実務者研修受講資金貸付事業の手引き

・各種様式(下記一覧)
様式 様式名
第1号 申請チェックリスト
第2号 貸付申請書
第2-2号 法人連帯保証届
※法人が連帯保証する場合のみ
第3号 個人情報の取扱同意書
第4号 推薦書 推薦書(MS-Word)
第5号 実務者研修受講(予定)証明書
実務者研修受講(予定)証明書(MS-Word)
第6号 受講に係る誓約書
第10号 借用書
第12号 返還猶予申請書
第20号 業務従事届
第21号 返還免除申請書
第24号 返還計画書
第25号 退職届
第26号 住所・氏名・その他変更届
第27号 死亡届
第28号 連帯保証人変更申請書


12.申請先・問い合わせ先

この事業に関しての問い合わせ先、申請書の送付先は、次の通りです。

【申請・問い合わせ先】
 〒852-8555 長崎市茂里町3番24号 長崎県総合福祉センター2F
 社会福祉法人 長崎県社会福祉協議会
 福祉人材センター 介護貸付担当宛て
 TEL095-894-4027


13.県内実務者研修施設 

事業所名称 電話 HP(ホームページ)リンク 会場実施実績
介護職員養成カレッジサンハイツ 095-843-3812 リンク 長崎
こころ医療福祉専門学校 095-846-5561 リンク 長崎、佐世保、島原、壱岐、
五島、対馬
ルリ総合学園 0957-73-9559 リンク 島原
まなびの森 095-886-3366 リンク 長崎、琴海
ケアスクール大きな手 0959-72-8653 リンク (上・下)五島
ホットラインワールド 0120-968-119 リンク 長崎、佐世保、平戸、諫早
介護の学校 まざーりーふ 080-1768-8008 リンク 島原
介護の人材育成センター ロジ 095-894-1109 リンク 時津
壱岐市社会福祉協議会 0920-45-2378   壱岐
三幸福祉カレッジ 0120-294-350 リンク 長崎、佐世保、
その他時期によって各地開催
株式会社ニチイ学館 0120-781-243 リンク 長崎、諫早、佐世保
ユーキャン 03-3378-9500 リンク 長崎
コスモスガーデンカレッジ 095-850-6866 長崎
寿光会介護研修センター 0957-28-2308 リンク 諫早
株式会社パールの風 095-839-1239 長崎
社会福祉法人ながよ光彩会
ひととまちとくらしの学校
095-894-5555 長与
資格のエイト 082-208-2151 リンク 長崎
麻生教育サービス 092-432-6266 リンク 長崎、対馬
日建学院 0956-87-0627 リンク 長崎、大村、佐世保
日浦会 0959-25-0001 リンク 長崎

※上記は当会が認識しているもので、県内施設すべてを網羅しているわけではありません。
※会場実施実績は、あくまで目安として参照して下さい。これからの日程、場所等の予定は、各電話やHPリンクでご確認ください。